これまでに約18,000件程のお客様のご相談にご対応させて頂いています、
すこやか茶屋の相談窓口の最古参。窓口のヌシです。
この場をお借りして、これまでのお客様との会話の中で、よくあるご質問、記憶に残るとっても感心させられたお話し、驚かされたお話しなどをご紹介させて頂きます。
個人のお客様を特定できないよう綴りますので、リアルさに欠ける曖昧さはお許しください。

１１回目は先日もお問い合わせがあった１年に１０回以上は必ずある「賞味期限」についてのご質問。

買ってからうっかり飲み忘れていたら賞味期限が切れているの、
これは飲んでも大丈夫なのかしら？　

メーカーが「賞味期限が切れた商品を飲んでも良いです」とは言えないのです。
お問い合わせをいただくすべてのお客様が、お手元に届いくまでの配送期間も、届いてから賞味期限が切れるまでも、メーカーの倉庫と同じ室温、同じ湿度で商品を保存されていれば、賞味期限が過ぎてからの日数で商品の状態を想像することができます。
しかし日本の北から南まで環境が違う状態、お客様個人でも保存場所は居間の机の上や納戸の中や冷蔵庫など様々です。さらに販売店からお客様のご自宅までお届けするときの外気温も季節により様々です。これでは完全に安全な保障ができません。
さらに２００３年７月に品質保持期限も賞味期限として記載されることになりました。
つまり「賞味期限」が過ぎている商品は「品質保持期限」も切れていると考えていただくと製造メーカーに問合せをしても商品のご利用をお勧めできない理由がご理解いただけるかと思います。
もちろん多少の余裕をもって賞味期限は記載されています。
しかし様々な理由により「どうぞ安心してご利用ください」と言えない製造側の心情をくみ取っていただき申し訳ございませんがご利用されるかどうかはお客様の自己判断でお願いいたします。

我が家でもうっかり冷蔵庫で保存していたジャムの賞味期限が数日過ぎてしまい、自己判断で食べ問題が無かったこともあります。
お客様からは長い方ですと賞味期限が２年以上過ぎたお茶を飲んでも大丈夫かとご質問いただいたことがあります。
メーカーではお客様の安全が１００％確定できない限りは賞味期限切れの商品について「飲んでも問題ありません」とお答えすることはありません。
賞味期限の近い商品や切れた商品を集めて安く販売するお店もありますが、これは法律には問題ないそうです。ただし必ずそういう商品であることの告知は必須となります。
もちろん販売するときに賞味期限を偽装したら違反です。

これからもお客様からのいろいろなご質問や教えていただいた知恵袋などいろいろとお伝えしていければと思います。弊社商品で気になるご質問などありましたらいつでも相談窓口（緊急事態宣言中は月・水・金 祝日を除く１０時～１５時）までお電話ください。電話は時間的に難しいという方もホームページのお問い合わせ窓口からご質問頂けます。